ボードやリストプロジェクト用のコメント限定機能を利用すると、チームメイトの編集権限を制限しながらプロジェクトの閲覧やコメントを許可できます。誤って不必要な編集が行われることを防ぎながら、プロジェクトの情報を関係者と簡単に共有できます。プロジェクトの枠組みを維持しながら、プロジェクトのフィードバックを取得し、関係者と最新情報を共有しましょう。コメント限定機能は、会社の Wiki、テンプレート、参考資料、変更されるべきでない確定したプロセスなどに最適です。
Note:コメント限定プロジェクトは Asana Premium のチームと組織の限定機能です。Asana Premium について詳しくはこちらをご参照ください。
この記事の内容:
プロジェクトをコメント限定に変更
プロジェクトページの[共有]ボタンをクリックし、権限設定にアクセスします。
コメント限定プロジェクトを編集できるのは、編集権限を持つプロジェクトメンバーのみです。プロジェクトメンバーでなくてもプロジェクト全体もしくはプロジェクト内の個々のタスクにアクセスできる場合がありますが、プロジェクトへのアクセスはコメント限定になります。
プロジェクトの権限設定をコメント限定に変更する手順
- プロジェクトの[検索]ボタンの横にある[共有]タブに移動し、プロジェクトメンバーとアクセス設定メニューを開きます。
- コメント限定にするプロジェクトメンバーを選択し、メニューから[コメント可能]を選択します
Note:このメニューから、プロジェクトをチームと共有したり、プロジェクトメンバーのみに公開したり、そのメンバーができることを制限したりといった設定ができます。
この設定を変更すると、プロジェクトメンバー以外のチームや組織のメンバーに対して公開プロジェクトはコメント限定になります。この変更は既存のプロジェクトメンバーに対するプロジェクトのアクセス設定には影響しません。
個々のプロジェクトメンバーに対するアクセス設定の変更
プロジェクトオーナーと編集権限を持つプロジェクトメンバーは、他のプロジェクトメンバーのアクセス設定を編集可に変更することにより、編集権限を付与できます。
プロジェクトメンバーのアクセス設定を変更する
- 設定を変更しようとしているプロジェクトメンバーの名前の横にあるドロップダウンメニューをクリックします。
- [編集可能]を選択し、プロジェクトへのアクセスを付与するか、[コメント可能]を選択しし、設定を変えずにコメント限定のアクセスに制限します。
- プロジェクトオーナーは別のプロジェクトメンバーをオーナーとして指名したり、メンバーをプロジェクトから削除したりできます。
- メニューを閉じて変更を保存します。
プロジェクトメンバーの権限は、タスクビューの中で、プロジェクト名の上に表示されます。
個々のユーザーのプロジェクト権限
プロジェクトのデフォルトの設定とは関係なく、プロジェクトメンバーに個別に権限を付与できます。プロジェクトレベルでは、コメントのみ許可されるメンバーやコメント限定のタスクを割り当てられたメンバーは、プロジェクトの会話やプロジェクトのステータス更新のみ投稿できます。
下の表は、編集権限のあるプロジェクトメンバー、コメント限定アクセス権のあるプロジェクトメンバー、プロジェクトのコメント限定アクセス権があり、かつそのプロジェクトのタスクが割り当てられているプロジェクトメンバーのそれぞれの権限の概要を示しています。
編集権限 |
コメント限定 |
コメント限定、タスク割り当てあり |
タスクを完了する |
タスクを完了する |
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担当者を変更する |
担当者を変更する |
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期日を変更する |
期日を変更する |
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タスクのタイトルと説明を編集する |
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タグの追加 /削除 |
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サブタスクの追加 /編集 |
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依存関係タスクの追加 /編集 |
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フォームの編集 /表示 |
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カスタムフィールドの値を編集する |
カスタムフィールドの値を編集する |
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添付の追加 /削除 |
添付の追加 /削除 |
添付の追加 /削除 |
タスクにコメントする |
タスクにコメントする |
タスクにコメントする |
タスクのコラボレーターを変更 |
タスクのコラボレーターを変更 |
タスクのコラボレーターを変更 |
タスクやコメントにいいね!する |
タスクやコメントにいいね!する |
タスクやコメントにいいね!する |
Note:コメント限定アクセスのメンバーにタスクが割り当てられている場合、そのタスクのサブタスクに対するアクションを行うには、サブタスクも割り当てる必要があります。
複数のプロジェクトに関連付けられたタスク
タスクが複数のプロジェクトに属する (マルチホームされている) 場合、タスクが存在するすべてのプロジェクトにアクセスできるプロジェクトメンバーは、付与されている権限の中で最大の権限を維持します。
たとえば、あるプロジェクトのタスクに対して完全な編集権限を持つユーザーは、タスクが別の複数のプロジェクトに属していて、そのプロジェクトに対しコメント権しかない場合でも編集権限が維持されます。つまり、ユーザーが編集権限を持つタスクが、コメント限定アクセスしかないプロジェクトに追加されても、そのタスクに対する編集権限は維持できるということです。
また、あるプロジェクトでコメント可と設定されたメンバーは、編集可アクセスを持つ他のプロジェクトにタスクが追加されれば、そのタスクに対し編集権限を得ることになります。
この記事の詳細は、コメント限定プロジェクトをご参照ください。